非科学であるべきことを科学する

科学というものは万能なのか否か。そもそも科学とは何なのだという定義はそれぞれにお任せすることとして、実際どうなのでしょう。正直に言って、自分は科学は決して万能ではないと思います。それは将来のことも含めてです。どれほど時代が進み、科学というものが進歩するとしても、必ず神が支配する非科学的な分野というものは存在するはずです。科学が万能になったときに、初めて神という存在はその役割を終えるのでしょう。

という話をしたいわけではありません。別に科学が万能であろうとなかろうと、少なくとも今現在生きているこの時代においては科学は万能ではないのですから、それを論じる必要すらないでしょう。この頃気になっていたのは、果たして人間というものは個人を愛することが出来ているのか、ということです。愛するなどというと大げさですが、幼稚園児の初恋から金婚式を迎えた熟年夫婦まで、幅広く「相手を好き」という気持ちは本物なのかということが気になります。まぁどうでも良いといえばどうでも良いのですが。