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ここのところ結構サボり気味だった。それは間違いない。何だかんだとイベントが続いて、つまり休みが続いたので、生活のリズムが上手く取れないことを言い訳にしてサボってきた。今日改めて見直してみると、そんなに甘くないことに気づき、かなり焦った。幸いにして、前期分の蓄積があるので、まだ間に合わないということはないだろうが、真剣に挑み続けてようやく届くかどうかというところだ。総合的な学力を身につけるために何をすべきか、改めてまとめてみたいと思う。

近現代史は、去年の院試でも勉強したように、それなりに知識が身に付いてきたように思う。ただ、期間が空いてしまうと忘れてしまうところもあるので、抜けの無いように継続して勉強することが大切だ。古代から近世にかけては、大学受験のとき以来あまり勉強していないので、さすがに講談社を使うわけにはいかないが、概説書を利用して、知識を詰め直す必要があるだろう。古代史は古代史の基礎知識を使うこととして、中世と近世をどうするか相談しなければならない。

修論を書くにあたって必要になってくるのが史料の読解能力だが、この先近現代に限らず日本史を時代の枠にとらわれずに網羅したいと考えているので、古代からの史料を最低限読めるようにする必要がある。くずし字はもちろんそうだが、漢文をしっかりと読みこなせるようになることが大切だ。家には日本史史料があるので、しばらくはこれを使用して、古代から近世までの史料読解の基礎を学びたい。

重要なことは、やはり史料の読解力だ。通史の方はそれほど時間を割く必要はないようだ。あくまで基礎知識の蓄積に努める。大学受験時代の知識があれば、十分だと思う。それに対して、史料読解はこれまで経験が無い。ゼロから始めなければならないのだが、独学では限界がある。出来れば全時代の三者協にでも参加したいところだが、授業やバイトとかぶっていて、かろうじて古代史のに参加出来るくらいだ。仕方が無いので、次善の策として日本史学専修室で勉強するというのも検討したい。

少し甘えていた。この辺りで兜の緒を引き締めていこう。時間は十分あるわけではない。もし2年で卒業するとしたら尚更だ。今しっかりやっておくことで、将来効果は必ず出る。今しかない、最後のチャンスだ。そのことを忘れずに、一日一日を大切に過ごしていきたい。やりたいことはたくさんあるけれども、それは後からでも出来る。負けるわけにはいかない。