人間って結局どうなの?

今日のテーマはもちろん映画「七人の弔い」について。これを見に行こうと思っている人は(いないと思うけど)ここから先は読まないほうが賢明です。読んで、「責任取れ」と言われても困ります。どうぞよろしく。
七人の弔い」からわかったことは、

 一、人が金を動かしているのではなく、金が人を動かしている。
 二、児童相談所は無力だ。
 三、人間は醜い。
 四、地獄の沙汰も金次第。

ということ。実に暗い映画であり、正直に言って明るい友人や恋人と見に行くのはやめたほうが良い。ラストが途中で読めるのが難点だが、でも内容はなかなか興味深い。内容を簡単に話せば、こういうことになる。

①お金に困った親子が7組集まり(面識はない)、とあるキャンプに参加する。
②そのキャンプは、当然のことながら普通ではない。
③実は、子供をある組織に提供し、その見返りに子供一人あたり5000万円を受け取れる。
④売買された子供達は、世界の富豪のための臓器提供者として、身体を解体され、内蔵を摘出・移植されることになっている。
⑤キャンプ中に子供が死んだ場合は、子供を提供した他の親に払われる金額が上がっていく。
⑥子供達はその状況にどう対応していくのか。

映画であるため、内容はもちろん過激に描かれている。しかし、この日本でもありえない話ではないと考えられることだ。子供を平気で捨てる、平気で殺す親なんてたくさんいる。その中の何人かがこのような行動に出たとしても、不思議ではない。それでも稀だろう。そう願いたい。

現代人の生きかたと、大きく言えば経済の動き、小さく言えば収入の大小は切っても切り離せない関係にある。ましてや階層社会がより一層進むと言われているこの時代なのだから、時が進むにつれてその関係はより密接なものになっていくことだろう。

続きは明日気が向いたらにしようかな。。。