防御は最大の攻撃なり

最近、あまりサッカーを観ていない。Jsportsplusとかに加入してもっとプレミアとか観たいなぁとか思うのだけれど、実家に常にいるわけじゃないからあまり意味が無いかもしれない。もうすぐ?CLもあるわけだし、是非観たい。インテルマンU戦は本当に観たい。

ここのところ、チェルシーの凋落が半端じゃない。油野郎が変に口出しするせいか、モウリーニョのシンプルなサッカーが全く見られなくなった。中盤でがっちり固めてきて、ボールポゼッションを高めていく戦術は確かに有効かもしれないけれども、チェルシーの攻撃力ははっきりと落ちている気がする。まぁ監督が変わればサッカーも変わるのだけれども、残念だ。

マンUは今年もプレミアを獲るだろう。それは確実だと思う。マンUC・ロナウドなど攻撃陣が注目されてばかりだけれども、今年のマンUで注目すべきはむしろディフェンス陣だろう。この間、どこの試合だったかは忘れたが(アーセナルチェルシー?)、ディフェンスが完全に敵攻撃陣をペナルティエリアに入るのを防いでいたし、肝心なところで全く相手にプレーさせていなかった。

これまでマンUの守備陣はいまいちだったように思っていたが、今年は間違いなく強い。そして、守備がしっかりしているからこそ、攻撃に即座に転じることが出来る。肉を切らせて骨を断つのではなく、肉も切らせず骨を断つといった感じだ。素晴らしい。

でも、CLはバルサが獲るだろうと思う。今年のバルサはリーガで勝ち点100行くんじゃなかろうか。最盛期のチェルシーでも90ちょっとだったからこれは大記録だ。圧倒的な攻撃力と安定した守備力はマンUと同じ特質であると思うが、中盤支配力ではバルサの方が上回ると思う。サイドアタッカーはどちらも素晴らしい。エブラとダニエウ・アウベスは世界最高峰のサイド選手ではないか。サイドではあとはライト・フィリップスも好きなのだけれど、いまいちパッとしないのが残念だ。

エブラの方がアウベスよりも突破力に長けている。少し前のnumberでファーガソンがサイドアタックの重要性を説いていたが、エブラはそれほど注目されていなかったような・・・でも好きだ。アウベスはクロスが良い。リーガだとなぜかサイドでガツガツ取りに行くようなディフェンスが見られない気がするが、その分中のディフェンス密度は高くなる。にもかかわらず、ピンポイントクロスで得点に絡んでいくのは素晴らしい。

それでもって好きな選手が集まっているのにダメなのがレアル。一時期のスーパースター偏重からは脱却しつつあるように思う。それでも有名選手ばかりだけれど。スナイデルだとかフレブといった選手をそろえておきながら(もちろんロッベンも)、勝ち点でバルサに遠く及ばない状態。CLでも危なっかしい試合ばかりで、コストパフォーマンスが最悪だ。

サッカー観たい。現地で観るなんて贅沢は言わないから、せめてリアルタイムで観たい。テレビが来たら早稲田で無駄にスカパーとかにでも入ってみようかしら・・・なんて悩む。いちいち実家に帰るのも面倒だし。でも弟と談義しながら試合を観ているのも面白いので悪くは無い。

ところで、今週のnumberは面白そうなので、そして何といってもモウリーニョのインタビューが載っているので、あとで買いに行こう。