住むところとしては悪くない。

3ヶ月くらいならば、山口は住むところとして悪くない。紅葉がとても綺麗だし、やはり文化の町なので、雰囲気が落ち着いている。それは人口が少ないと言い換えてもいいのだが、例えば病気などの療養には持って来いの場所ではないかと思う。

さすがに一回都市での生活を経験してしまった(というか22年間都市から出たことが無い)私には、生涯に渡ってここで暮らすことは出来なさそうだ。農業などならば良いけれど(もちろん教職も結構)、さすがにサービス産業というのは厳しい。地域史を研究しながらランティエ的に生活することが出来たら、これほど素晴らしいことは他に無いだろう。

でも何にせよ一人では無理だ。今日もあまりにさみしすぎて、お金がないにも関わらず、本屋で集め途中だった『皇国の守護者』3巻〜5巻を買ってしまった。面白い。小説から入ると最後がどうも・・・となるらしいのだが、マンガから入れば実に良い終わり方をしたと思う。これは好みの問題だが、少し元気が出た。

本当はB・Bジョーカーの続きが欲しかったのだけれど、売っていなかった。笑える本の方が良かったのだけれど・・・いや人恋しい状況下で一人でギャグマンガを読むというのは逆に厳しいものがあるかもしれない。良かった、まさるさんの完全版にしなくて。

今日は文書館で8時間くらい研究していた。事前につたない手紙を書いていたおかげで、とても親切にしてくれた。文書がありすぎて困るくらいに文書が揃っている。国立公文書館なんて大変なことになっているのだろう。今回は地域研究的なテーマにしたからこちらに来ており、国立公文書館を使う機会がなかったが(本当は必要なのだろうが)、いつか訪れて見たいと思う。

さて、あと4時間ほど真剣に論文の構想でも練ってから寝ることにしましょうか。