二次試験の結果や如何に?!

本日、無事二次試験が終了したわけですが、まさか集団面接があるだなんて予想だにしていませんでした。そもそも集団面接が何たるかということもよくわかっていないので、集団面接があると発表されたときはかなり焦りましたが、今頃悩んでも仕方が無いので諦めました。かといって個人面接も何を訊かれるかよくわからないので、不安と緊張で唇がかさかさになっていました。

個人面接は自分の意見を結構正確に述べることが出来たので、それほど不満はありません。一般的な教育事情よりも志望動機だとか将来の進路だとかについて訊かれたので、この辺は普段から考えていたことを話すだけでした。面接官は二人で、1人はそれなりに満足している様子でしたが、もう1人はどうなんだか・・・でも笑い(苦笑を含む)を交えた面接だったので、決して悪いということは無いだろうと思います。

それに対して集団面接は困りました。そもそも自分の性格が集団面接に向いていないのだと思います。ぱっと考えたことをすぐに述べるタイプの人は集団面接に強いと思いますが、自分のように、自分の中で論理を組み立て、反論を織り込んで結論を出すタイプ、つまり最初から完成品を出そうとするタイプの人間は消極的と見られがちです。そして現にそうなったと思います。

でも、がっついて陳腐な意見を言うよりは有意義だったと思います。集団面接のテーマは『自らの学生生活を通しての理想の教師像』。これを5人で討論して1つの結論に導くことが課題でした。この場合考えられるのが、「生徒との距離が近い」「一人ひとりを見てくれる」といった内容。しかし、これはあまりに教科書的であって課題である「自らの学生生活を通して」という部分が十分に生かしきれていないように感じられました。とはいえ、かくいう自分も画期的な意見を言えたわけではないので、はっきりいって分が悪いかもしれません。

集団面接・・・この予想外の状況に、休み時間に思わず試験会場を抜け出して、歴戦の就活戦士id:pivoに電話でコツを聞く醜態。もちろん答えは「場合によって違う」ということ。そりゃそうです、状況によって全然違うに決まっているのに不安を紛らわせるために聞いたのです。無理やり聞き出したコツは「自分は緊張してるんだなぁ・・・」と思うこと。しかし、思いっきり緊張していました。

鉛筆持つ手が震えてた!これほど緊張したのはいつ以来でしょう。でも教職大学院で面接を受けられたおかげで、この後の文学研究科と教育学研究科の面接は少しは落ち着いて受けることが出来そうです。やっぱり経験が大切なんだと実感しました。