老子のススメ

先日、↓を読みました。まぁ正直メンタルコーチングについてそれほど触れられてるのか・・・?と思いましたが、それなりに、あくまでそれなりに楽しめました。

主にスポーツに関して書いてあるのですが、ここに日常生活にも応用できる重要な考え方が示されていました。以前、自分はため息に関して非常に暗い文章を書いたと思いますが、そんな感じでした。

要約すると、理性よりも情動の方が大きな影響を与える。どれほどポジティブシンキングをしていても、どこかに不安が残る限り、その不安が逆に情動を不安に導いてしまう。理性で頑張って良いイメージを抱いても、情動で悪いイメージを抱いてしまえば、結局ダメになってしまうそうです。むしろ、理性と情動のギャップに意識が向かってしまって、事に対して集中して当たることができない、とのことでした。

老子は「無為自然」を主張しました。ここで言うのはちょっと意味が違うけれど、自然体でなければ上手く行かないのだと思います。落ち込むときは落ち込んで、下を向きたいときは地面を見れば良いそうです。上ばかり見ていたら首が疲れます。自分を含め周りにプチ鬱状態の人が多いはてなブログですが、そう考えると、考えるのがどうでも良く思えてきました。なるようになるだろう!