安房の旅

先日、棚田、浜辺、瓜生君と自分というなかなかめずらしいメンバーで房総半島の下半分に行ってきました。今回は棚田家からありがたいことに車を出してもらえるとのことで、かなり(気持ちも財布も)自由になれました。まぁ集合が新宿に7時半というのが非常に不安でしたが・・・

でも何とか奇跡的に7時半に待ち合わせ場所に着くことが出来、全員揃いました。その後、コンビニで朝食等を揃え、いざ出発!

車はトヨタエスティマだったのですが、本来7人乗(?)の車を4人で乗っていたので、スペースが広すぎて逆に違和感があるくらいでした。飛行機のビジネスクラスよりもちょっと広いくらい(まぁ乗ったことありませんが)。それから東京を出て、千葉に向かうのですが、千葉から東京の道のりは朝だというのに阿呆のように混んでいました。さすが自動車大国・・・日本人の二人に一人が持っている時代だから恐ろしいです。自動車の普及率は何と、固定電話の普及率と同じなのです(EI光ゼミナール小5社会テキストより)。

房総半島の先端に行くのですから、横須賀からフェリーかアクアラインという選択肢があります。今回は諸々の都合からアクアラインを選択しました。途中で海ほたるに寄って、そこからいよいよ千葉県です。

海ほたるから東京と千葉を眺めると、その違いが実にはっきりとしています。千葉は見れば、「なんという化学工場・・・これは間違いなく千葉」といった感じです。やっぱり授業中に「京葉工業地域は〜」なんていわれるよりも見たほうがわかりやすいです。百聞は一見に如かずとはこのことです。

浜辺が海ほたるにいながらして「アクアラインってどこ?」といったのには、琵琶湖根性を見た気がしますが、まぁ浜辺らしくて良かったです。奈良・京都に行って「雨の日に 大きな傘を ありがとう」と詠んだ浜辺はやはり伊達ではありません。

そんなこんなでいつの間にかマザー牧場に着いていました。気付かぬうちに寝てしまったいたようです。ところで、友達と車で旅行に行くときに、客席で寝てしまうことに抵抗感を感じるのは自分だけなのでしょうか、運転手には悪いなぁ・・・と思いますが、いつも寝てしまいます。さて、マザー牧場ですが、心なしか空気がキレイ!でも動物がいるので、臭いのです。

マザー牧場は高い入場料をふんだくっておきながら、「入場料は『入場』の料金ですから」といわんばかりに牧場内で一々金を請求してきます。迷路やるには300円、なんとバンジージャンプは2000円です。何で牧場にバンジージャンプだとかゴーカートがあるのかがさっぱりわかりませんでしたが、平日であったこともあいまって、ガラガラでした。結局、貧乏根性満点の我々は金のかかるイベントには全く参加せずして、マザー牧場を去ることになります。

一番お金を使ったのがお土産コーナーでした。牧場なので、牛乳が美味しいはずです。何と900mlで1000円という超高額ジャージー牛乳があったので、迷わず買ってやりました。飲んだら「おすすめだ!」と言おうと思います。実際、濃厚でかなり良かったです。まぁ「おいしい牛乳」の約5倍の値段ですから、多少なりともそうでないと困りますが。

馬と触れ合ったりして、「そろそろ良いだろう・・・」とグダグダになったところでマザー牧場を離れました。まぁ「是非もう一度来たい!」という感じではないです。むしろ小岩井農場に行きたい。あれは広くて良いですね。ハウステンボスも良いですね。

その後は一路ホテルを目指しました。着きました。寝ました。卓球しました。食べました。風呂に入りました。ゲームしました。麻雀しました。寝ました。起きました。食べました。ホテルを出ました。

といった感じで、非常にまったりとしていました。最近は、短い時間で多くの観光地をめぐるという日本人的観光旅行が多かったので、慰安の旅になったのは、かなり助かったかもしれません。風邪気味でも無理はありませんでした。でも翌日の鴨川シーワールドであまりに疲れてしまったため、ベンチで知らないうちに寝てしまっていたのには驚きました。

それから詐欺公園の勝浦海中公園に行きました。ここは入場料を930円も取るくせに、実は大して見るところがない。二度といきません。騙された!ついでに鴨川シーワールドの塩アイスは大して塩味ではないので、がっかりです。

そんなこんなで、千葉から帰ってきました。帰りはやはり千葉から東京に向かうということでかなり混んでいたのですが、ここでもまた寝ていたので大して苦痛ではありませんでした。というよりも寝ないで頑張っていた棚田と瓜生君は実に偉いと思いました。ありがとう。新宿でラーメン食べて帰りましたとさ。

終わり