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過去日記
だいぶ経ってしまった。でも続きを書くか。
3/7〜3/8
死にそうに急ぎながら。本気で焦っていた。焦りすぎて知りもしない豪徳寺駅を目指してあらぬ方向に進もうとしたところを藤山に止められた。(人間焦るとこうなるものだな・・・あぁ、なんて惨めなんだ。。。)と焦りながら思ったが、そこで冷静を取り繕う心的余裕はなかった。棚田に聞いても「諦めるしかない」とか言うし、本当に死にたくなった。こんなことくらいで「死ぬ」なんて阿呆が!と言いたくなるかも知れないが、友達との約束をこんなこと(ボンバーマン2)なんかで守れないなんて何たるバカか。しかも重大な約束を・・・
絶望的状況に陥りながらも、混乱しながらも、携帯で奇跡を信じて豪徳寺駅から東京駅までの時間を調べてみた。すると・・・
行ける!!!!!!
よおおおおおおおおおおし!神はまだ自分を見捨てていなかった!ボンバーマンに目がくらんで遅刻する自分を見捨てなかった。しかし発車時刻まであと3分。これを逃したら後がない。豪徳寺駅は目の前に見えている。走れば余裕だ。
でも・・・必死のダッシュはしなかった。何だかみっともないと思ったからだ。(この場に及んで何考えているんだこのバカが)と今思うが、意味のわからないところで見栄を張っていた。そして多分他の人たちはそれに気付いていなかった。全く意味がない。。。こんなときくらい必死になろうよ。。。
21時50分、新宿駅行きの各駅停車が豪徳寺駅を出発した。新宿まで16分で到着だ。途中駅の存在がこれほどうっとうしかったのは久しぶりだ。車内で(東北沢ってなんだよ!東なのか北なのかはっきりしろ!)なんて意味のわからないことを考え、停車時間にイラつき、ようやく新宿駅に到着。
ドアが開くと同時に、猛ダッシュ。知らないところでは見栄を張っている場合じゃない。乗り換え時間は6分。トイレに行きたかったが、万全を期して我慢した。中央線快速の乗り場を発見。若干の余裕があったが、迷わずホームに駆け下りる。しばらく電車が来ないので、(やっぱりトイレ行けばよかった。。。)などと優柔不断さを垣間見ながら、しかし(これで良いのだ)と肯定した。
中央線が到着。向かいのホームにはムーンライト越後が停車中。いつかこれに乗って旅でもしてみたいものだ。東京駅までの所要時間は13分。22時27分に東京駅に到着する予定。そして予定通りに到着した。ここからも猛ダッシュ。なぜなら八重洲口がどこだかわからないから。とりあえず先に到着している山崎に連絡する。
「八重洲中央口を出て」だって。
既に東口を出てしまった。
すると彼は「とりあえず地上に出てみろよ」と。
ここが既に地上じゃないのか・・・?
「まぁ地上に出たらバスがいっぱいあるからわかるよ」
外に出ましたが、バスなんて一台もありません。。。どこ・・・?あと5分。。。
「東口出て右だよ」
右かよ!思いっきり左に出ていた。何のために走ったのか。と考えながら電話を切らず、走り続けた。
見つけた!ここだ!そして山崎いた!ここで藤山家から東京駅までの緊急到着任務は終了した。あとはバスに揺られながら京都に向かうだけだ。本当に疲れた。死ぬかと思った。。。でも・・・良かったあああああああああああ!
続きは明日で。