クリスマスなんて気分じゃないですよ。。。

今日は渋谷に映画を観に行った。さすがにクリスマスなので渋谷ともなると混んでいた。映画が始まる40分前くらいに映画館に到着したので、まだ良かったが、あと10分遅かったら何か変わっていたかもしれない。観に行った映画は『男たちの大和』だ。およそクリスマスとはかけ離れた内容だが、それでも良かった。今年は終戦60年だし、色々と自分達は知っておかなくてはならないこともたくさんある。映画から史実が学べると思うほど愚かではないが、後世に戦争の悲惨さを訴えるには映画も強烈な手段となりえるだろう。さて・・・その感想は・・・


ボロ泣き!


観てて涙が自然と溢れてきた。これほどまでに涙した作品は自分史上なかった。会場内ではいたるところですすり泣きの声が聞こえ、自分も声を出さずに泣いていた。戦争に負けることはもうわかっているのに、彼らが死に行く運命にあることもわかっているのに、愛する人のために大和に乗ってゆく。それも若干16・7歳の少年達がだ。決して彼らの悲惨な状態に同情して涙したわけではない。彼らの生きる覚悟、死ぬ覚悟、生への執念、守りたいものへの執念が伝わってきて、泣かせてくれた。

是非是非観に行ってみてください。決して後悔はしないはず。やっぱり内容ある映画は独りで観に行くものですね。と言い訳してみますか。