どうなんだろ。

帰宅中に何となく「地球に人間以外の知的生命体がいたらどうなっていたか」ということを考えた。その発端は日経新聞のある記事にある。アメリカが再び月に行く計画を立てているそうだ。しかも今回は単なる着陸計画ではなく、月面基地の建設を検討しているくらいの規模だ。JAXA月面基地計画などなど宇宙開発計画は壮大に展開しているが、NASAとでは予算の額も技術力も格が違いすぎる。NASAが計画するからこそ、あり得ると思えるのである。さて、話が逸れてしまったが、こういう流れだ。

一、新聞記事を読む。
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二、宇宙ってすごいなぁ。
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三、宇宙については知らないことばかりだ。
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四、連星とか見てみたい!
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五、宇宙人とかっているのだろうか。
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六、探しても見つからないだろうから、どうせなら地球に来ればいいのに。
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七、というか、宇宙人が最初から地球にいればいいんだ。
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八、いたらどうなっていただろう・・・。

ということ。この場合の宇宙人とは、スターウォーズに出てくるような、人間の皮膚の色が変わっただけだったり、角が生えてるだけだったり、手がたくさん生えてるくらいのレベルじゃない。もっと、普通の人がイメージするような宇宙人だ。例えば、インディペンデンスデイに出てくるような宇宙人だとか、たこの様な宇宙人だ。人のように二足歩行で、頭・胴体・四肢で構成されているのでは面白くない。

では、人間が誕生した時期に、人間と同じような身体・思考能力を持つが、異形の知的生命体が地球に誕生していたとしたら、どうなっていたのか。

恐らく、長い間争いが続いたことだろう。人間は同じ姿をしていても戦争を繰り返してきた。それも、政治的な戦争よりも、人種間で行われた戦争の方が圧倒的に多いはずだ。弥生人縄文人を淘汰したように、あるいは第二次世界大戦のように、人間は他者を排除しようとする。今現在は理性で抑えられているのかもしれないが、もしかしたらそれは本能的なものなのかもしれない。

だとすれば、初めは争いが起こるだろう。相手の姿が異形だったらそれだけで人間は彼らを恐れるし、最初などはコミュニケーションの手段もない。それで何もするなというのはなかなか難しいと思う。だからきっと戦争になって、地球の発展は大きく遅れたか、大きく進んだことだろう。そして、お互いの研究も進んで、いつかは和解するだろう。でも、きっと一緒には住めない。なんだか面倒になってきたので今日はここまで!