授業力コンテスト

今日、バイト先の授業力コンテストがあった。各校舎から3人から4人が選抜され、ある校舎に集まって授業を行う。そして授業が認められた上位数名が全国大会に進む仕組みだ。ちなみに、全国大会優勝の賞品はグアム旅行だ。

負けた。圧倒的な差を見せ付けられて負けた。正直、準備していかなかった自分に勝つ見込みなど全く無かったのだが、それでも悔しい。負けて当然と思いながらも、もっと出来たと思う部分と、納得できない部分が混在している。しかし、反省すべきは自分が進歩することを忘れていたということだ。長く続けてきただけで、その間にレベルアップがあったかどうかをいちいち確認してこなかった。

制限時間は7分間。いくら効率化のためとはいえ、たった7分では導入部分しか出来ない。他の講師も言っていたが、7分など雑談で終わる時間だ。それで果たして「授業力」が図れるのか疑問である。ただし、その条件は誰にも同じであるのだから、言い訳にすることはできない。また、7分で最善を尽くしたかといわれれば、決してそうではない。

今の自分は、実質校舎のバイト歴は一番長い。経験で一日の長があるから、他の講師よりは上手く授業が出来ていると思う。そこに甘んじていた。その結果がこれだ。そして、自分の校舎の実績が好ましくないことも、それと無関係ではないだろう。

本当に腹が立つ。何よりも自分自身に対して腹が立つ。この4年間で何をしていたのか。情けない。今日の授業からしっかりと組み立てを考え、実行していきたい。