休み♪

先週はこれまで21年間生きてきた中で、一番頑張った一週間だったと思う。毎日20時過ぎに学校を出て、夕飯を食べて勉強して、23時過ぎに寝て、2時から3時くらいに起きて授業案作り、6時半過ぎに家を出て学校に向かう。そして学校では一日2〜3コマの教壇実習に朝夕のSHR、かなりの量のレポートをまとめて、見学してくださった先生方からのアドバイスを含めた面談、放課後は教室で生徒の相手・・・これを3年くらい続けたら過労死するんだろうなーって感じがした。

それでもやっぱり楽しい。もちろん教壇実習をするたびに「死にたい・・・」とか「地震が起これば良い・・・」とか「人生から解脱したい・・・」とかみんなぼやいているけれども、楽しい。教師のやりがいというものが見えているからだ。40人のクラスで大半が寝ていたとしても、1人でも「わかった!」と顔を輝かせてくれれば救われる。その後はなぜ寝かしてしまったのかということを大いに反省することになるが、自分の伝えたいことをわかってもらえるというのは嬉しいものだ。

最初は3週間も実習に行くなんて耐えられないと思っていた。しかし、1週間目が終わり、だんだんと焦りと寂しい気持ちが強くなってきた。そして重要な2週間目が終わった今、残りが1週間しかないことをとても焦っているし、学校を去らなければならないことがやはり寂しい。たった2週間とはいえ、クラスで接してきた生徒たちと離れることを、そして彼らが自分が居なくなっても普段どおりの日常を送っていくことを考えると、自分がそこにいられないことが無性に寂しくなる。

これまで自分が生徒として見てきた実習生の中には、去り際に涙を見せる人も居た。まさか自分はそんなことはあるまい、むしろ実習が終わったという解放感で満たされるのではないかと思ってきたが、とんでもない。今から最後を思い浮かべるだけで哀しくなってくる。涙を見せてしまうかもしれない、別に悪いことではないのだが。

辛いけれども好きだからこそ頑張れる。教職と言うのはそういったものだと思う。本当に教職が好きでなければ、続けることなど決して出来ない。自分の実習はあとたった一週間だ。自分のために、限界まで努力したいと思う。でもやっぱりさみしいんだよなぁ・・・