周りの人々のネタバレ

今日も塾で3時間弱暇だったので、この前買った↓を読んでいた。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

数学はさっぱりな自分だったけれど、フェルマーの最終定理くらいは聞いたことがある。解くのに何世紀もかかり、そして最近証明されたということだけは知っている。一体なんなのだろうと思って、タイトルだけで買ってみた本だ。

開始10ページ、なかなか快調な滑り出しを見せる。この本出版の経緯や三平方の定理の説明に始まり、ピタゴラスの偉大さを語り始める。ところでフェルマーの最終定理って何だっただろう、早く具体的な話に入らないだろうか・・・とせっかちに考えていたときに、同じく休憩時間だった一個上の先輩が、

「この本私も読みましたよー結局、フェルマーの定理に関してはあんまり触れられてないんですけどねw

うわぁ・・・まさかのネタバレだよ。開始30ページでやる気を奪うネタバレ発言、生粋の文系が読んでいるのだから、この本を継続するためには気力だけが燃料なのにその気力を失わせかねない発言。。。

思えば自分の周りには数多くのネタバレ人間がいたようです。ちょっと考えただけでも5人は思い浮かびます。


ネタバレNo.1

氏名:清水くん
内容:小説『白い巨塔
詳細:『白い巨塔』第一巻(全五巻)を読んでいて、いよいよ財前が教授選だ!という緊迫したシーンを楽しみながら読んでいました。東教授と財前助教授の熾烈な選挙裏の活動、暗躍する医師会、いがみ合う師弟・・・実に描き方が見事だと思いました。そしてそこに清水がやってきて言うのです。

「あぁ、財前が教授になって、そのあとガンになって死ぬから」

うわぁ・・・出たよ。俺の後4巻分の喜びを返せ!死にやがれ!と思いました。

続く・・・かもしれない。