今日は半日バイトの日

今日は土曜日なので、授業が4コマある。結構大変だ。13時半に出勤して、退勤は21時半。その中で教えているのは5時間くらい。時間割は・・・

①13:30-14:50 小6受験生個別国語

②16:20-17:30 小4受験生集団社会

③17:50-19:10 小6受験生個別社会

④19:30-20:50 中2一般生集団国語

結構ハード。特に国語なんかは教えるの難しい。文法とかなら良いのだけれど、それ以外は伝わらないことがある。もちろん、一定の解法はあるのだが、生徒は「国語はフィーリング」と感じている。それは致し方ないことだが、教える側は困る。中学・高校の国語の先生が困る様子が目に浮かぶ。

午前中は午後の授業に向けての準備。だから言ってみれば一日中塾関連のことをしていたようなものだ。でもそこには時給は出ない。ちょっと嫌だけれど、でも特に社会の準備をしているときは、自分で授業展開を考えてやれるから楽しい。

塾の指導方針は「学習計画として最適である」と納得できない部分が多々ある。カリキュラムに逆らうわけにはいかないので、やむなく従うことが多い。しかし、個別の授業となると話は多少変わってくる。講師に大幅な裁量権が事実上与えられるのだ。だからその分一生懸命準備して、一生懸命理解させようとする。

今日の準備は受験生の社会の準備に多くを使った。白地図作成ソフトをダウンロードして、自分で白地図を作った。既成のものでも問題はないのだけれど、やっぱり自分で用意した方が色々とやりやすい。

塾講師は大変だ。ストレスも他のバイトに比べてたまりやすいだろうし、何だかんだで圧倒的に時給が良いわけでもない。でもやりがいは特段に高いと思う。特に自分のような人間にはそうだろう。つらくて「やめたい!」と思うこともたまにあるけれど、生徒が理解してくれたときの顔を見ることが出来れば、満足できる。

バイトは所詮小遣い稼ぎかもしれない。だが、可能な限り付加価値を求めたい。自分の貴重な時間を削って働くのだ。ただ単に稼ぐだけでは、時間が勿体無い。そう思えば、割にあわなくとも塾講師を辞めようとは思わないのである。