自分って単純だなぁ。

5日ほど前から読み始めた本、「40歳からの勉強法」を今日読みきった。とりあえずその書評からやっていこうと思う。

四〇歳からの勉強法 (ちくま新書)

四〇歳からの勉強法 (ちくま新書)

総合評価:★★★★☆
説明:この本は基本的にビジネスマン向けの本なのだが、怠惰な学生向けでもあるだろう。学生向けの勉強法の本もたくさんあるのだが、やる気を考慮するとその本通りには中々進まない。しかし、時間がかなり限られるビジネスマンレベルであれば達成できる可能性も高くなるのではないか。特に読書術は参考になる。時間の作り方は「早朝にやる」などと理想論に近い部分もあったが、大学でどのように勉強していくかを知る第一歩に十分なり得る。習慣付けのきっかけとしてかなり向いている本だろう。

上に書いたとおり、自分はこの本を読んで、とりあえず通学時間に英語の勉強をし、帰宅時間に読書をすることにした。すると、たった5日に過ぎないのに、この本を読み終えてしまって今日の帰りの電車内で読む本がないことに妙に違和感を覚えた。(時間が勿体無い…)と思えてもどかしかった。今までの自分には考えられないことだ。帰りの電車内は座って寝て帰るのが常であったのに、今では少しでも早く帰るために東横線も立って乗り、読書して帰る。実際これによってかなりの時間が節約されたことだろう。しかも早く家に帰るから勉強の時間も増えるし、語学の勉強法も学ぶことが出来た。自分は何事にも影響されやすい性質なのだが、今回はそれが良い方向に働いたようだ。「大学やることないわー」と思っている人は是非読んでみてくれると良いと思う。