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歴史認識の違いはどこから生まれるか
大学で歴史を教えてくれないことで凹んでいるとは言え、とりあえず自分に出来ることはやろうと思ったので、今日も一冊本を買ってきた。
- 作者: 別冊宝島編集部
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/06/02
- メディア: ムック
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庶民レベルでの歴史認識の相違というものは、結局歴史教育に帰するものである。日本の歴史教育は「自虐史」などと一部で呼ばれているが、政治的にはそれなりに中立を守っているものであり(扶桑社はかなり疑問)、それほど間違っているとは思えない。それでは、中国・韓国の歴史教育はどうなっているのか調べることにした。
まだ途中までしか読んでいないので、韓国についてはわからないが、もしこの本に事実が書かれているとした場合、中国の歴史教科書は政治的にかなりの偏りがあるとはいえ、日本について殊更に「悪」を強調しているわけではなかった。もちろん、歴史教科書そのままに教えられるわけではないので、教師次第と言えるし、また戦後史についての記述がなかったので、そのまま侵略者としてのイメージを植え付けられている可能性もある。
本当ならばこのような余計な本を通じて知識を仕入れるのではなく、本物そのままの翻訳を手に入れて研究してみたいのだが、なかなかそういった本が見つからない。何でも良いのでとにかく中国・韓国においてどのような歴史教育がなされているのかを知りたい。