打倒早稲田!打倒国立!

清水や山崎の話を聞いていると、国立大学と私立大学の差が際立って思える。実際、文系の

早慶と東大・京大・一橋レベルの大学ではランクが全然違う。それは受験勉強の大変さを考

えてもわかるだろう。早慶をはじめとする私大は基本的に3教科で済むが、国立は基本的に5

教科7科目(東大に至っては5教科8科目)なのだ。それを勉強するのが如何に大変かは、国立

を目指していた自分にはよくわかる。入学した時点でその差はかなりあるのである。しか

も、私大には推薦入学者(自己推薦など除く)が多い。特に付属からエスカレーター上がりの

人は他の人に比べてモチベーションが低いことが多い上に、かなりの割合を占める。そうな

ると全体としての士気が下がる。最終的に大事なのは自分の意思・行動であるが、周りの環

境が自分に影響を与えていることは間違いなく、環境によって左右されることも少なくな

い。そう考えると、国立大学がとても高貴に感じられ、私大の価値を実際以上に低く感じて

いしまう。しかし、それは間違っている。確かに国立に比べて私立は低い位置にあるが、そ

れを言う権利があり、国立をうらやむことができるのは、私大で圧倒的な成績を収めること

が出来た人間だけなのだ。低いといっている自分のところですらしっかりとやっていけない

のに、そんなことを言ってはならない。だから今後は思っても口には出さない。一文を首席

で卒業できるくらいの成績を収めて、まずは早稲田を攻略する。それすら大それた計画であ

るが、出来ないことはないはずだ。結局自分の努力次第なのである。というわけでこれから

は授業を真面目に受けて、その復習をしっかりとしていきたいと思う。学生の本分は勉強

だ、それを疎かにしてはならない。